シリーズでお伝えしている「沖縄と自衛隊」。衆院選の投開票日に起きた、与那国島のオスプレイの事故と、日米の共同統合演習についてお伝えします。
今月1日まで行われていた自衛隊とアメリカ軍の演習「キーン・ソード」。日米が南西諸島全体で民間地も使いながら行った大規模なものでした。そのさなかにおきた、今回のオスプレイの事故。背景には何があるのか、お伝えします。
先月27日、午前11時38分ごろ。与那国駐屯地で、陸上自衛隊のオスプレイが機体が左右に揺れ、機体が地面に接触、損傷する事故を起こしています。防衛省が事故を公表したのは、およそ9時間後の午後8時半ごろ。午後8時に衆院選の投票が終わった直後のタイミングで、疑念も渦巻きました。
記者「(公表まで)時間がかかりすぎているように思える。総選挙の投票箱が閉まるのを待って発表したのか」
中谷防衛大臣「そういうことはないと私は考えている」