たどる記憶 つなぐ平和 #2/沖縄戦と南西シフト/与那国島・宇良部岳/旧日本軍跡地に自衛隊が監視拠点

たどる記憶 つなぐ平和 #2/沖縄戦と南西シフト/与那国島・宇良部岳/旧日本軍跡地に自衛隊が監視拠点

戦後80年の節目に、戦争について考えるシリーズ「たどる記憶つなぐ平和」です。2回目の今回は、与那国島の沖縄戦について取り上げます。
与那国島で最高峰の宇良部岳。旧日本軍は頂上に監視所を置き、空襲も受けています。与那国では今、自衛隊が拠点化を進めていますが、防衛省は宇良部岳に監視装置の設置を計画していることも明らかになりました。
80年前と今の共通点を探っていきます。
与那国町史記述「最高峰・宇良部岳に向かって手を合わせて拝む」「ここが神の道の入り口であるため、神に神の通り道にはいる許しを乞うのである」
与那国島で一番高い、標高231メートルの宇良部岳。信仰の対象でもあったほか、与那国富士と島の人々に呼ばれ、親しまれてきました。