2011年1月14日 金曜日

『トロン/レガシー』

staff @ 18:49:43

(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

前回の投稿、番組スタッフから特に咎められることも無かったので、調子に乗って再投稿!

「映像革命」というキャッチコピーに抵抗できず『トロン/レガシー』を観て来た。

1982年に公開された『トロン』の続編らしいっていうのは知ってたけど、
観たかどうかも覚えてないし、観ないでも楽しめるって評判だったのでノーチェックで劇場へ。

確かに映像革命。
『アバター』以降、劇場で鑑賞した3D作品では一番立体的に感じたかな?
始まり方がとにかくカッコ良かったし、大好きなDaftPunkの曲もばっちり気分を盛り上げてくれた。

現実世界から電脳世界へ入って行くという物語。
傑作『マトリクス』や『リング』シリーズの完結編『ループ』(映像化はされていません)と通じる内容です。

でもやっぱ『マトリクス』を観た時の衝撃を越えることはできなかった。
物語のスケールという意味では『ループ』の方が上だと思うし。

この先も『マトリクス』の衝撃を味あわせてくれる作品は出てこないのかも知れない・・・
そう思うとちょっと寂しくなる。
良く考えたら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観た時のドキドキ感や、
『ダイ・ハード』を観た時のハラハラ感って、超えたこと無いかもな・・・
僕がオジサンになったせいかもしれませんが・・・

話が完全に逸れてしまいましたが、
『トロン/レガシー』、ストーリー展開は突っ込みどころが結構あるけど、
映像に興味がある方は是非劇場で鑑賞されることをお勧めします!
あと、時間に余裕があるのであれば、前作『トロン』を鑑賞してから行くともっと楽しめるハズ。

DaftPunk自身もトレードマークのヘルメット姿でカメオ出演してるんだけど、
ヘルメット越しでも演技ヘタだと思った・・・
曲はこの作品にベストマッチ!
iTunesで買っちゃった。

エンドロールもカッコよかった!

一言で表せば“カッコイイ映画”“クールな映画”って感じです。
あっ、二言になっちゃった・・・

たなか

2011年1月12日 水曜日

あなたと私と乾杯

staff @ 21:18:17

チネパラの2011が
スタート!
みんなで、あーり乾杯!
オレンジジュースですねん

ヒヤD
バーイセンキュー

話題作を観た

staff @ 18:05:35

c 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

昨日、話題の「ソーシャル・ネットワーク」を観てきた。
何が話題かというと、、、
1月11日現在で34の映画賞で96冠を達成、
アカデミー賞の前哨戦ゴールデン・グローブ賞でも6部門でノミネートというすごい勢いの作品。
去年の「ハート・ロッカー」並みに、「見逃すべからず」というオーラを発してる。

監督は好きな監督の一人、デヴィッド・フィンチャー。
「セブン」「ファイト・クラブ」「ベンジャミン・バトン」と、振り返れば彼の作品は全部観てる。
(「パニック・ルーム」も・・・)
さらにひっそりと制作総指揮で名前を連ねるのはケヴィン・スペイシー。
ほら、なんか匂うでしょ??

で肝心な作品はというと、今回は事実を元にした作品。
現在世界で5億人の登録者がいるというSNS『フェイス・ブック』の創設者、
マーク・ザッカーバーグの半生を描いた作品。
(半生でも無いか・・・)
史上最年少の億万長者と言われているマーク。

映画が始まってすぐ彼の“天才”ぶりを印象づけられると、
その後はフェイス・ブックの成長がそうであるように、
ネットの世界がそうであるように、ついて行かなきゃ、あっと言う間に取り残される気分。
なんて言うんですか?焦燥感??

大げさに言えば、コミュニケーションを世界規模で変えた出来事とも言える『フェイス・ブック』。
その誕生の瞬間を目撃するワケですが、その規模が大きければ大きい程、
いろんな軋轢を生むだろう事は凡人の僕でも予想できる。
その軋轢は親友との亀裂を中心に人間関係の“破壊”という形で描かれるが、、、
スゴイと感じたのは、とても中立な立場でストーリーが語られていくという手法。
普通の作品なら、その人間関係が壊れていく過程が主人公=マークの視点で描かれていく。
「周りにごちゃごちゃ言う奴がいたけど、結局成し遂げた奴がスゴイ」みたいな感じで終わりがちだけど、
この作品はそこが違うんだよな。
序盤に感じた焦燥感は、終盤、達成感と喪失感という相反する感情が混在した、なんとも言えない気持ちに変わっていた。

登録者が100万人に達した瞬間なんて、全然嬉しく無かったもんなぁ。

まんまとデヴィッド・フィンチャーの罠にかかった感じだ。

観終わった後にコメントを求められたけど、なんも言えなかった。
なんも書けなかった。
一日経った今でもうまく表せない。

「ただのサクセスストーリーじゃ無い」っていうので精いっぱいだ。

それなりにネットの知識があればより楽しめると思うけど、
そんなの無くても十分楽しめる作品だと思う。

あとキャスティングも絶妙でした。
個人的には新スパイダーマン=ピーター・パーカーを演じる、エドゥアルド・サベリンに大注目でした。
あと、マークが憧れるエリカを演じたルーニー・マーラもGoodでした。ていうか可愛かった。
エリカがいなければフェイス・ブックは無かったワケだし。

ということで、久々の長文投稿、
去年番組スタッフからは離れましたが、相変わらず映画好きな田中でした。
スタッフから了解取らずに投稿したけど、叱られたりして。
「トロン/レガシー」も投稿したいんだけど・・・
しっかり番宣もしとこう!(笑)
今年もチネマ・パラディーゾをよろしくお願いします!!

そういえば、これが2011年最初の映画だった。
いいスタートだ。

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