タクシーごと“強盗”緊急配備で57歳男逮捕　運転手の頭をハンマーで殴り…相模原市

　神奈川県相模原市でタクシーに乗っていた57歳の男が64歳の男性運転手の頭をハンマーで殴り、タクシーごと奪ったとして逮捕されました。

　住所不定・無職の大坪誠一容疑者は29日午前5時40分すぎ、相模原市中央区の路上で乗車していたタクシーを停車させ、男性運転手の頭をハンマーで殴り、男性がタクシーを降りた隙に運転席に乗り込みタクシーごと奪った疑いが持たれています。

　男性運転手は頭部打撲などのけがを負いました。

　男性運転手からの通報を受けて警察は周辺に緊急配備を敷き、現場からおよそ3キロ離れた場所でタクシーを発見し、車内にいた大坪容疑者を強盗致傷疑いで逮捕しました。

　警察の取り調べに対し、大坪容疑者は「タクシーの運転手をハンマーで殴り、タクシーを盗んだことに間違いはありません」と容疑を認めていて、警察が動機などを詳しく調べています。