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イスラエル軍の情報部門の元トップが都内で会見し、ガザ地区の和平に向けた地域の安定化について「ハマスの武装解除が実現していない」として厳しい状況にあるとの認識を示しました。
イスラエル軍情報部門元トップ アモス・ヤドリン氏
「『国際安定化部隊』という存在しない組織がある。参加するための線もない。どの国もためらっている。なぜならハマスと彼らが拒んでいる武装解除について協議しなければならないからだ」
イスラエル軍で情報部門のトップを務めたアモス・ヤドリン氏は13日、「ハマスが武装解除し、解体され、姿を消せばガザは再建され、パレスチナの主権と平和への道が見えてくる」と主張しました。
そのうえで、「このままハマスが武装解除をせず、アメリカからも停戦を求められ続けるとイスラエルは行き詰まる」と指摘しています。
一方、「中東問題の核心はイランだ」としたうえで、6月に起きたイスラエルとイランの軍事衝突でイランは弱体化したと評価しています。
今後のイランについては、「弾道ミサイルと防空システムの再建に取り掛かるだろう」との見通しを示しています。
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