台湾の最大野党・国民党の新主席が与党批判「不必要な対立と憎悪をあおっている」

台湾の最大野党・国民党の新主席が与党批判「不必要な対立と憎悪をあおっている」

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 台湾の最大野党・国民党の主席に鄭麗文氏が就任しました。就任式で鄭氏は「不必要な対立と憎悪をあおっている」と与党を批判しました。

国民党 鄭麗文主席
「国民党は間違いなく100年続く両岸の平和を創出し、台湾を導く最も重要な政党となるだろう」

 鄭麗文氏は先月18日に行われた国民党の党内選挙で主席に当選し、今月1日、就任しました。

 鄭氏は就任式で「台湾海峡は武力衝突の危機にある」としたうえで、中国から距離を置く与党・民進党に対し、台湾の内外で「不必要な対立と憎悪をあおっている」と批判しました。

 鄭氏は前立法委員の55歳で、中国との連携を重視する立場を取っています。

 台湾の議会では野党の国民党が多数派という「ねじれ状態」が続き、与野党の対立が激しくなっています。

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