膠着(こうちゃく)状態が続いているアメリカとイランについて、大きな進展があったとアメリカメディアが報じました。ニュースサイト「アクシオス」は、合意内容に「60日間の停戦延長」と「ホルムズ海峡の開放」などが含まれると報じています。
■トランプ大統領「最終段階に」
アメリカとイランの交渉は重大な局面を迎えています。
トランプ大統領
「合意案の交渉は大筋でまとまった。あとはアメリカとイラン、他の様々な国の間での最終調整次第だ」
焦点の一つとなっているのは、世界のエネルギー輸送を左右するホルムズ海峡です。
トランプ大統領のSNSから
「ホルムズ海峡は開放される」
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、最終調整中の覚書について、停戦を60日間延長し、その間イラン側がホルムズ海峡を開放する内容だと伝えています。
また、イランが船舶の自由な航行を認める見返りに、アメリカ側はホルムズ海峡の逆封鎖を解除し、石油販売を容認するとしています。
一方、イラン側も交渉の進展自体は認めていますが、覚書の内容については食い違いも見え始めています。
イラン外務省 バガイ報道官
「この1週間で意見の相違点を減らす方向へ進んだ。今後3~4日以内に決着がつくでしょう。ホルムズ海峡はアメリカとは何の関係もありません」
革命防衛隊に近いイランのファルス通信は、イランは海峡を通過する船舶数を戦前の水準に戻すことに同意したが、これは決して「自由な航行」を意味するものではない、ホルムズ海峡は引き続きイランの管理下だと主張しています。
もう一つの焦点となっているのが核問題です。
ニューヨークタイムズはアメリカ当局者の話として、イランが濃縮ウランの放棄を約束したと報じましたが、ファルス通信は核問題についてイランは何の約束もしていないと伝えています。
双方の主張には隔たりが残るなか、果たして交渉は本当にまとまるのでしょうか。
ニューヨーク支局 親松聖支局長
「アメリカ側は『停戦実現の成果を急ぎたい』、イラン側は『国内の強硬派への配慮』というなかで予断を許さない状況が続く。鍵を握るのが“イスラエルの存在”。トランプ大統領はきょう、ネタニヤフ首相とも非常に有意義な会談をしたと投稿していますが、核問題を巡りイスラエルの強硬派をどこまで容認させられるか」
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