冬の訪れを告げる「酉の市」 開運と商売繁盛を願い…未明も賑わう 東京・浅草

冬の訪れを告げる「酉の市」 開運と商売繁盛を願い…未明も賑わう 東京・浅草

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 東京・浅草の「鷲神社」では冬の訪れを告げる「酉(とり)の市」が12日未明に始まりました。

 12日午前0時、一番太鼓の音が境内に鳴り響きます。

 江戸時代から続く酉の市が今年も浅草の鷲神社で始まりました。

 酉の市は毎年11月の「酉の日」に行われる祭りです。

 神社の境内や、その周辺には約400の屋台が軒を連ね、店先には大小様々な縁起物の「熊手」が所狭しと並びます。

 境内は開運と商売繁盛を願う「熊手」を買い求める人でにぎわいました。

「(Q.どういう気持ちで購入した?)また来年も飛躍しようかと思ってます」
「兄に誘ってもらって、商売繁盛をさらにしたいということで、これをワッショイ!ワッショイ!購入させていただきました!今年、初めて買って気持ちも高ぶってますし、社員が100人近くいるんですけど、頑張って繁盛させて、もっともっと大きく貢献していきたいと思います!」

 福をかき込むとされる熊手はタイや千両箱、七福神などの縁起物でぎっしりと飾られ、買われていくたびに威勢の良い手締めの音が境内に響き渡りました。

 今年の酉の市は今月24日にも開かれる予定です。