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2024年12月、沖縄市の住宅で出産したばかりの赤ちゃんを殺害した罪に問われている母親の裁判で、検察は懲役5年を求刑しました。殺人の罪に問われている沖縄市の無職・嘉陽菜奈美被告(31)です。
起訴状などによりますと2024年12月、自宅敷地内で出産したばかりの赤ちゃんを自分の胸に押し付け殺害したとされています。これまでの裁判で嘉陽被告は起訴内容を認めています。
2025年11月12日に開かれた裁判で検察は「自己都合を優先し、子を持つ親としての自覚を欠いた極めて短絡的な犯行」などと主張して、懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は、交際相手が被告の妊娠に気づけなかったことに責任を感じていて、処罰を求めていないことや家族らが支援することで被告の再犯防止が期待できるなどと主張し懲役3年、執行猶予4年が妥当だとしました。
そして、最終陳述で被告は「自分がやったことについて、一生もって償いたい」と述べました。
裁判は、11月12日で結審し、判決は11月20日に言い渡されます。
