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緑ヶ丘保育園の保護者らが会見

2017年12月、宜野湾市の保育園で米軍ヘリからの落下物と思われる部品が見つかった問題。

園長と保護者らが12日会見を開き9カ月を過ぎても実現しない要望を改めて訴えました。

緑ケ丘保育園神谷武宏園長「即基地を撤去しろとなんて言ってるわけではない。当たり前のことです。原因究明をするのは当然のことじゃないですか」

会見を開いたのは、宜野湾市緑ヶ丘保育園の保護者らでつくる「チーム緑ヶ丘1207」のメンバーら7人です。これまで市や県、国に対し原因究明や米軍機が園の上空を飛行しないよう訴えてきましたが、9カ月を過ぎても国から正式な回答は得られず状況は変わらないと実情を訴えました。

与那城千恵美さん「現在状況は全く変わらず子どもたちの上を米軍機が飛び交っています。私たちは親として子どもたちが危険にさらされている以上諦めるわけにはいきません」

一方で、非公式で園を訪れるなどして対応した翁長知事に対し感謝を述べました。

宮城智子会長「私たちの思いを無下にせず温かい対応、励ましのお言葉、行動を示してくださった翁長知事に感謝の意を表します」

会では今後再発防止や飛行ルートの順守などを米政府へ直接訴えることも視野に活動を続ける予定です。