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かわってはサッカーJFLの沖縄SV(エスファウ)です。シーズン途中で髙原直泰(たかはら なおひろ)監督兼選手が現役引退を発表した後、初めてのホームゲームを行ないました。若手が奮起を見せました。

Jリーグの登竜門、JFLに今季参入を果たした沖縄SV。ですが1年目はここまで18試合でわずか2勝。15チーム中最下位です。残り10試合での巻き返しを図る中、先月末髙原監督が現役引退を発表しました。チーム運営に専念するためです。

沖縄SV 髙原直泰監督兼選手「44歳になってもまだ(現役を)やっていられるというのは逆に言えばよくやったと思うし、そこまでやらせてもらったというのはありがたいと思っている」

6位のFCマルヤス岡崎を迎えた青のSV。先発した髙原監督は体を張って5連敗中のチームを鼓舞します。ゲームが動いたのは後半16分でした。左サイドからの素早い攻め。ホームSVは先制点を献上してしまいます。

その直後髙原監督は自身を含め選手を5人変え流れをかえようとします。その中SVは左サイドからこぼれ球を再びゴール前に。頭で合わせたのは途中出場の13番 伊集院雷(いじゅういん らい)

沖縄SV 髙原監督現役引退発表に若手奮起

沖縄SV 伊集院雷選手「絶対にチームを残留させないといけないし、絶対に点をとってやる強い気持ちで(ピッチに)入った」

渾身の同点ゴールで勢いに乗ったSVは再び伊集院が相手ディフェンスを次々抜いていきます。最後はキーパーに阻まれましたが今後に光をもたらすプレー。試合は1-1の引き分けで終わりました。

沖縄SV 髙原直泰監督兼選手「いま現実の問題といえば、このJFLに残ること、これを達成するためにまずは全力をつくす」

最下位は下部リーグ上位との入れ替え戦が行われる今季のJFL。髙原監督が引退を決めたシーズンを残留で終わらせられるようにチームは最後まで力を尽くします。

沖縄SV 髙原監督現役引退発表に若手奮起