16-01-22-04

裁判長は、少年に「どういう行動をしたのか。考えを深めてほしい」と言葉をかけました。

2015年4月、沖縄市でNPO代表の女性が殺害され、現金などが奪われた事件の裁判で、那覇地方裁判所は被告の少年に無期懲役を言い渡しました。

この裁判では、19歳の少年が、沖縄市の住宅に侵入し、NPO法人代表の女性を殺害した上、現金などを奪った強盗殺人など、4つの罪に問われているものです。

少年は起訴内容を一部否認していました。少年が、住宅に侵入し、女性を殺害した事実が、強盗殺人にあたるのかが争点となっていました。

これまでの裁判で検察側は、少年が住宅に侵入したのは計画性が認められ、また、犯行は極めて残忍で悪質であり、酌量減軽は認められないとして無期懲役を求刑。一方、弁護側は、場当たり的な犯行で、酌量減軽は可能だとして少年法で示されている最長15年の不定期刑を求めていました。

22日の判決で、那覇地方裁判所の鈴嶋晋一裁判長は、「少年は、被害者の背中を包丁でかなりの強さで刺すなど、危険性の高い行為を立て続けに行っていいて、犯行態様は危険かつ執拗」「犯行は強盗殺人の軽い部類とは到底言えず、酌むべき事情を考慮しても酌量減軽は認められない」として少年に対し無期懲役を言い渡しました。

そして最後に、少年に「どうして重大な事件起こすことになったのか、「覚えていない」という発言があったが、どういう行動したのか考えを深めていってもらいたい」と言葉をかけていました。

少年の弁護士は少年と話しをして控訴するかどうか決めたいと話しています。