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2006年、陸上自衛隊真駒内駐屯地で格闘技の訓練中に隊員が死亡した事故を巡り、両親が国に損害賠償を求めている裁判で、29日、札幌地裁は国におよそ6500万円の支払いを命じました。

午後1時過ぎに札幌地裁で判決が言い渡されると、原告団らは「勝訴」と書かれた旗を掲げました。

2006年11月、沖縄出身の島袋英吉さんは、札幌・真駒内駐屯地で格闘技の訓練中に頭を打って死亡しました。島袋さんの両親は、息子が死亡したのは上司が安全配慮を怠ったからなどとして、国におよそ9200万円の賠償を求めていました。

札幌地裁は「訓練教官は、頭を打ち付ける危険性を予想できた」として、国におよそ6500万円の支払いを命じました。

島袋さんの父親は「英吉が伝えたかったのは命の尊さだと思う。これ以上犠牲者を出さないでください」と話していました。