日本ウェルネス 「 “自分たちらしく” 夏を目指して」

創部から4年、年々その存在感を高めている日本ウェルネスです。チームには躍進を遂げるために始めた取り組みと、誰よりも自分らしい夏を誓うムードメーカーがいました。

去年夏の県独自大会では、創部3年目にしてシード校で唯一ベスト4入りを果たした日本ウェルネス。先輩たちの記録を超え、甲子園を目指す今年。その選手たちの頭を見てみると?

野球部と言えば、というような坊主頭ではありません!実はチームでは今「坊主は廃止」になっているんです。

ウェルネス 「自分たちらしく」夏を目指して

日本ウェルネス五十嵐康朗監督「野球も野球以外も見直してやっていこうと」「野球に取り組むときに肩に力が入る子が多いものですから」「7割8割ぐらいで頭も整理しながら野球できるようなそんなスタイルでやってもらいたいなと思って」

きっかけは、力を出し切れずに初戦で敗れた春季大会。選手たちに少し肩の力を抜いて野球をしてもらいたいと監督が提案したものでした。初めは戸惑いもありましたが、次第にその思いにも変化が。

日本ウェルネス渡慶次憲一郎選手「初めはびっくりしたけど新しい野球という」「いいかなと思いました」

日本ウェルネス川平真也選手「髪伸ばしても坊主じゃなくても」「勝てると思うのでいいと思います」

当たり前だったことをやめて気がついたこと…それは〝型にはまらない自分たちらしい野球をすることの大切さ”

のびのびと夏を目指す今年のウェルネスをけん引するのは、プロ注目のエース・東恩納音(ひがしおんな・おと)や最速145キロを誇る川平真也、去年夏のベスト4入りにも貢献した渡慶次憲一郎の3人。

打線は、おもにクリーンナップを任され、189センチの恵まれた体格で長打を放つ宮城沙己哉(みやぎ・さこや)平良光汰らが中心が中心となって今、自分たちらしく、夏を目指しています。

ただその一方で「型にはまれない」現実も。通常、自分たちの学校の校庭などで練習に取り組む野球部ですが、ウェルネスには現在、専用のグラウンドがありません。そんな中、緊急事態宣言下で公共施設も借りられない状況に。

ウェルネス 「自分たちらしく」夏を目指して

この日も、公園で体を慣らし、球場の通路を使ってウォーミングアップ。そして打撃練習はバッティングセンターで。夏を目前にして試行錯誤の練習が続いています。

日本ウェルネス平良一葵主将「グラウンドはないんですけど小さい場所でも基礎的な練習やスイングをたくさんやってきて他のチームよりもやってきたので自信を持っています」

日本ウェルネス平良光汰選手「環境が悪くても自分たちで考えて練習ができるので悪くは思っていない」

そんな厳しい状況にも、ひたむきに夏を見据えるウェルネス。そんなチームをパッと明るくしてくれるのがチームのムードメーカー・翁長佑多(おなが・ゆうた)君。

日本ウェルネス宮城沙己哉選手「翁長がいるだけで元気になれる翁長が(チームの)元気印みたいな感じ」

日本ウェルネス翁長佑多選手「チームが勝てるためのことを自分が率先してやっていきたい」

明るい翁長君ですが、一度はチームを離れたことも。

コーチャーとして興南に挑んだ去年秋の準々決勝で、緊張から思うように選手たちをサポートできず、自分が足を引っ張って負けてしまったと感じていました。

日本ウェルネス翁長佑多選手「興南戦ということもあって緊張してうまく声も出せなかったり固まってうまくバッターに声掛けできなかった」

翁長君は秋の大会が終わった後、しばらく練習に来なくなりました。チームは翁長君を励まし、声をかけ続けました。

日本ウェルネス東恩納音選手「辞めるとなったら今までやってきた部活がもったいないなと思ったので最後までもう少しだから頑張ろうと一緒に頑張ろうと声をかけました」

日本ウェルネス翁長佑多選手「チームに戻ってこいとみんなから連絡が来て内心めっちゃうれしくて」

ウェルネス 「自分たちらしく」夏を目指して

実は翁長君、練習を休んでいる間も野球のことが頭から離れず、チームを勝たせるためにひたすらコーチャーについて学んでいました。決して気持ちが野球から離れた訳ではありませんでした。

日本ウェルネス翁長佑多選手「このメンバーでもう一度野球したいと思ってつらい練習とかも乗り越えてきたので甲子園行きたいと思って」

日本ウェルネス東恩納音選手「チームのムードメーカーとして盛り上げてくれる存在なので、いるといないでは全然違うので戻ってきてくれてチームの士気も上がったと思います」

自分の弱さを乗り越え、支え合う大切さを学んだチームは、気持ちをひとつに最後の夏に向かっています。再びの躍進を誓い、結束を高める日本ウェルネス。「自分たちらしく」チーム初の甲子園出場を目指す!

日本ウェルネス宮城沙己哉選手「練習してきた成果を出せるように夏の大会まで頑張って本番で打てるように頑張りたい」

日本ウェルネス平良一葵主将「まずは1回戦突破を目標に夏は結果が大切なので甲子園に行って全国で勝てるようなチームにしていきたい」

日本ウェルネス翁長佑多選手「どんな相手にも元気で前の自分とは違うんだぞというところをみんなに見せたい」「隙さえあれば(腕を)回します」

「行くぞ甲子園!」

  ウェルネス 「自分たちらしく」夏を目指して
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