沖縄尚学「支え合い刺激し合う二枚看板」

秋の県大会で優勝、春は準優勝と今年も力のあるチームですが、そこには悔しさもありました。支えあい、刺激しあう左右のエースがこの夏チームを牽引します。

沖縄尚学ナインが夏に向けて汗を流すグラウンド。そのセンター後方にあるボードには0対4のスコアが。今はチーム名こそ入っていませんが、春の県大会決勝で、興南に敗れた時のスコアです。

沖縄尚学 支え合い刺激し合う二枚看板

長濱諒選手「興南戦で相手ピッチャーに完敗だったので、これを毎日見て悔しさを持って練習に取り組んでいます。夏この悔しさをもって絶対勝ち上がりたいと思います」

秋の県大会で優勝、春は準優勝を果たすも決しておごらず、ひたむきに夏を見据える選手たち。打線は、主にクリーンナップを打ち春高打率を残したキャプテンの仲宗根皐(こう)、長濱諒らを中心に、興南戦での完封負けを糧にスイングにさらに磨きをかけています。さらに比嘉監督は、夏のキーマンに左バッターをあげています。

比嘉公也監督「どちらかというと右バッターが多いので左の大城と知念新という子がうまく打線の中で絡んでくれば」

出塁率の高い知念新(あらた)。そしてもう一人名前が上がったのが大城稜雅(りょうが)パワフルなフルスイングが持ち味のバッターですがそんなバッティングとは裏腹に。

仲宗根皐主将「性格で言うとぼんやりというか、そんなに前に出る人ではないんですけど集中すると人が変わるというか」

打撃のキーマンに大城君と知念君の名前があがっていましたが?大城稜雅選手「チームの…チーム…やっぱり…」Q:インタビューは嫌ですか?「苦手です」

沖縄尚学 支え合い刺激し合う二枚看板

ややおとなしい性格も一度打席に入れば存在感は抜群。春の大会では一発も放っているその豪快な打撃にこの夏も期待がかかります。

大城稜雅選手「チャンスに強くなるという自分の目標を追って日々練習をがんばっています。初球からしっかり振っていけるようにしたいです」

そして投手陣の軸は左右の2枚看板。左のエース・當山渚。新チームのエースとして期待され秋の大会背番号「1」を託されましたが直前に肘を痛め、マウンドに立つことができませんでした。

當山渚選手「沖縄尚学の「1」という番号を背負わせてもらったのに直前でけがをしてしまってチームに迷惑をかけたというところ最初は申し訳なさと自分の情けなさでどうしていいのかわからないというところだったんですけど」

その當山の代わりにマウンドを守ったのが右のエース・後間翔瑚。

後間翔瑚選手「自分は背番号8番だったんですけど自分がエースという気持ちで投げて」

後間の活躍もあり、チームは秋の県大会で優勝。その功績もあり、春は今度は後間がエースナンバーに。ところが。

後間翔瑚選手「自分のコンディション不足で大会前にけがをしてしまって」

今度は後間が肩の痛みで、春の大会での登板はわずか1試合。そこで活躍したのが、背番号12だった當山でした。

當山渚選手「後間に秋はカバーしてもらったので春は自分がカバーしてチームを勝たすという意気込みで臨みました」

秋のリベンジを誓っていた當山は、準決勝で1失点完投勝利をあげるなど、決勝進出の原動力に。お互いにカバーしあいチームを引っ張ってきた2人。その存在が刺激になっていました。

沖縄尚学 支え合い刺激し合う二枚看板

後間翔瑚選手「(當山は)大会で自分のピッチングができるし気持ちが強いなと思います。隣とかでブルペンで投げていたら良いボールがいくんで自分も頑張らないとなぁという思いで頑張っています」

當山渚選手「うれしくも悔しくも(後間は)良い選手なんで、後間のピッチングを見て負けられないという気持ちで常にマウンドにあがるようにはなりました」

投げられない悔しさも、支えあう大切さもそろって味わった2人は今、信頼しあえる「仲間」としてともに最後の夏を目指しています。

後間翔瑚選手「ライバルっていうのはあるんですけど、夏は短い期間で大会があるということでピッチャーも多くいないとだめですし、そこは一緒に助け合いながら頑張っていきたいと思います」

當山渚選手「自分が先発するのであれば後ろにいれば頼りになるし自分が先発でなく中継ぎに回る場合には後ろにいるから自信持って投げれと言えるような夏にしたいです」

投打にわたり期待高まる戦力が整ってきた沖縄尚学。目指すは2年ぶりの甲子園、この夏の主役に踊り出る!

長濱諒選手「夏の大会は最後優勝しかないと思っているので一人ひとりがチームのためにやっていって一戦一戦油断せずに絶対勝ちたいと思います」

仲宗根皐主将「去年の秋、春負けた悔しさを持ってこれまで練習してきたので3学年束になって最後の夏は頂点を狙っていきたいと思います」

「絶対勝つぞ!よぉし!」

沖縄尚学 支え合い刺激し合う二枚看板
Top