那覇西「逆境乗り越え道を切り拓け!」

部員14人と少ないながらも前向きに練習に励む彼らに、監督があるチーム名をつけました。そのチーム名のもと逆境にめげず、新たな道を切り開いています!

ある日の放課後、グラウンドではなく・・教室に集まってくる那覇西高校野球部。毎週火曜日にみんなで集まり前の週の反省とそれを踏まえた上での今後の練習メニューと課題を話し合っているのです。あくまでも選手とマネージャーだけで。監督は近くで見守っています。

島袋俊哉監督「私の指導の中でボトムアップっていうことで、生徒たち主体でさせているので自分たちで考えて課題を出したり、内面的なことを言ったり、それが練習やプレーに生きている」

那覇西「逆境乗り越え道を切り拓け!」

「トップダウン」。監督からの指示ではなく実際にプレーする球児たち自ら考え決定し、それを監督に伝える「ボトムアップ」を取り入れているのです。

津波古斗哉選手「今まで何となく平日練習していたものが、このミーティングをやることによって明確な課題とかがでてきて、課題がしっかり分かって練習に取り組めている」

宮城良太主将「今週の目標は技術はバント成功率70%で、心は準備俊敏。もしダラダラしている人がいたらちゃんと早く(準備)させるようにしてください」

早速、翌日の練習をのぞくと・・きのう話し合った目標通り、準備から機敏に動く選手たちの姿が。

宮城良太主将「コロナのせいで平日の(練習が)1時間半になってしまったので、学校終わった後から野球に切り替えてダッシュで準備するようにしています」

素早くアップを終えると、前日話し合ったバントの基礎練習を行います。この日は、目標通り全体でバント成功率70%を達成しました。コロナの影響で色々な事が制限されても、困難をみんなで案を出し合って乗り越えていく!そんな彼らには、あるチーム名がありました。

那覇西「逆境乗り越え道を切り拓け!」

玉城響貴選手「那覇西ブレイザーズです」

神谷和志選手「(那覇西のチーム名は)ブレイザーズっていうチームです」

仲村亮輝選手「新しい道を切り開くっていう意味とアツイ男たちっていう意味があります」

津波古斗哉選手「最初聞いた時は、小学生っぽくてダサいなあと思ったんですけど、今はちょっとかっこいいと思っています」

その名は「ブレイザーズ」英語で「開拓者」を意味するこの言葉を島袋監督がチーム名につけました。部員は14人と少なく、秋・春と大会は1回戦敗退・・さらに那覇西は強豪の運動部も多いためグラウンドを使って練習できる時間にも限りがあるなど、壁が立ちはだかっています。そんな状況でも、様々な逆境を乗り越え新しい道を切り開いてほしいという思いが込められていているのです。

宮城良太主将「最初は少ない人数で、やることが限られてくるだろうなと思っていたんですけど、島袋監督に自分たちにしかできない考え方で練習やれと言われて、この人数だからこそできる練習などをやってきました」

ブレイザーズは、14人を3つのチームに分けて、紅白戦をするなど9対9じゃないと試合はできないという固定概念にとらわれず練習を行ってきました!どんな状況でも自分たちが苦しいと思わなければ、それは逆境にはならない。3年生を始め全員の野球に対する姿勢に変化が見られています。

那覇西「逆境乗り越え道を切り拓け!」

島袋俊哉監督「集中力や粘り強さとか、この辺が格段に変わってきてます。選手が本当に自信をもってプレーしている。すごくいいものを見せてくれています」

宮城良太主将「新チームになって、最初は言いたいこととか全然言えずに心の中で思ってたんですけど、ブレイザーズはアツイ男で時代切り開かないとって思って、どんどん言いたいことをどんどん言えるようになって、そこが一番変わったなと思います」

たとえ人数が少なくても、練習時間が制限されても自分たちで新しい道を切り拓いていくこの夏の勝利をブレイザーズがつかみに行きます!

神谷和志選手「自分は夏、那覇西の4番を任されているので頑張っていきたい」

玉城響貴選手「夏はまず一勝をしっかり勝ち取って次に繋げるような勝ち方ができるようにしたい」

宮城良太主将「選手権は優勝して、甲子園出場したい」

「全員集合!ブレイザーズ!絶対勝つぞ!」

  那覇西「逆境乗り越え道を切り拓け!」
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