11月30日(月)よる7時〜7時54分

2015年10月、翁長雄志沖縄県知事は、仲井眞前知事による「辺野古埋め立て承認」を取り消した。これを受け国は、翁長知事の「承認取り消し」の効力を停止し、同時に県に対して是正勧告、さもなければ提訴するという「代執行」手続きに着手した。

一方、基地建設に県と名護市が反対する中、政府は基地建設予定地に隣接する3つの区に直接、振興費を支払うことで懐柔を図る。

そして11月、ついに国が翁長知事を提訴した。

選挙で選ばれた県知事と地元名護市長が反対する中、「法に従って進める」とする国のこれらの手法は果たして正しいのか。この国の民主主義は危機に直面しているのではないか。

12月2日には、第1回口頭弁論が開かれる。いま沖縄で起きていること、政府の考え、今後の行方をお伝えする。