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一方、防衛省の武田副大臣はボーリング調査が進められている辺野古沖を上空から視察しましたが地上では反対する人々から抗議の声があがりました。

大城耕カメラマンは「時刻は11時すぎです。武田防衛副大臣を乗せたヘリが辺野古上空に到着しました。これより現場を視察するものと思われます」と話します。

武田防衛副大臣は28日午前自衛隊ヘリに乗って、辺野古を上空から視察し作業の進捗状況などを確認しました。

これに対し、キャンプシュワブのゲート前では抗議の声があがりました。石橋記者は「現場に姿を現さない上空からの視察に対し、ゲート前に集まった人たちは、呆れた表情を見せています」と話しています。

男性は「視察したと。はいやりましたというひとつの演技なんじゃないんですか。それだけ怖がっているというか。呆れるしかないんじゃない」

女性は「誠意があれば、降りてきて本当はみんなの前で述べてほしいなと思いますね」別の女性は「納得できるような説明を。それができないから逃げてるわけでしょ」と話します。

武田防衛副大臣は「これといった混乱もなく安全性を確保したうえで着実に進められていることを確認しました」と言います。

視察の後、武田副大臣は埋め立て反対を訴える人々から抗議の声が上がっていることについて「色々な声があるのは承知している」と答えるにとどめました。