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5日夕方、那覇市の衛生検査所で、作業員が化学薬品の処理を誤り有毒ガスを発生させる事故が起き、現場周辺が一時騒然としました。

岸本早剛記者は次のように話しました「ガスマスクをつけた隊員が一斗缶のようなものを車両に運んでいます」

消防などによりますと、2月5日午後6時ごろ、那覇市壷川にある衛生検査所の施設内で、汚水処理をしているタンクに作業員が薬剤の補充をする際、誤って別の薬剤を投入し、塩素系の有毒ガスを発生させたということです。

この事故で、作業員の20代の男性が目の痛みを訴え病院に搬送されましたが、命に別状はありません。現場は集合住宅の一角で、防護服を着た隊員やガスマスクをつけた隊員が出動し、一時騒然となりました。