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こんばんは!スポーツです。まずは、〝ばんみかせ!南部九州高校総体~若きウチナーアスリート~〟来年、県内を舞台に行われる高校総体に挑む選手をご紹介します。きょうは、2人の指導者とともに練習に励む1年生です。

ウェイトリフティングの強豪・沖縄工業。今年の県高校総体・九州総体では男子団体で優勝。躍進を続けている。来年の大舞台を見据え、練習に励んでいるのが、1年生の佐久川凌(さくがわ・りょう)選手。

佐久川選手「来年のインターハイで1キロでも重く持てるように日々意識しながら練習している」「足腰が他の選手に比べると強い方かなと思っている」

佐久川選手を指導するのは平良真理(たいら・まり)監督。今年、全日本マスターズ選手権53キロ級で優勝。2000年にはシドニーオリンピックに出場した元オリンピアン。

平良真理監督「楽しんで競技をやる好きになるという気持ちを選手たちには求めている」

監督は佐久川選手の〝今後の伸びしろ〟に期待する。

平良真理監督「ウェイトが好きなんだろうなというイメージがある。軽いもの(バーベル)で動かさないといけない筋肉だったり部分を動きの中で出せれば(結果に)つながっていくのかなと」

バーベルを支える〝恵まれた体格〟と〝強靭な足腰〟を武器に、今はより安定したフォームを目指している。

中学2年のとき、競技を始めた佐久川選手。その半年後には、九州大会85キロ級で優勝、翌年には94キロ級に出場し、2連覇を達成!それまで打ち込んでいたサッカーに集中できずにいたとき、ウェイトの世界へ。

そのきっかけになったのが、佐久川選手の体格を見込み、声をかけた大湾朝民(おおわん・あさたみ)さん。かつて糸数陽一選手の才能を見出し、日本代表に育てた大湾さん。佐久川選手にかけるある思いが。

大湾朝民さん「もっともっと糸数に次ぐような選手を育てないとだめだなと。(佐久川選手には)欠点がない今から結果は出てくると思う基礎的な体力は十分ついているあとはもう少しフォームを徹底してやっていけたら」

近づく高校総体。2人の指導者とともに〝さらなる高み〟を目指す!

佐久川凌選手「この2人がついていてくれて自分の中でも心強いですし恵まれているなと思って。こんなにまでしてもらっているので表彰台にはのぼれるようにしたい」