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2018年10月9日、嘉手納基地でアメリカ軍のHH60ヘリ2機が衝突した事故を受け、嘉手納町議会は8日に地元への通報基準の見直しなどを求める意見書を全会一致で可決しました。

事故をめぐっては、もっとも重大なクラスAに分類されながらも、アメリカ軍は「公共の安全性や環境に影響を及ぼさない基地の中で発生した事案」だとして、事故を報告していませんでした。

8日の嘉手納町議会の臨時会では、「事故発生からおよそ1か月経過しても詳細が明らかになっていない状況に対して強い憤りを禁じ得ない」と軍の対応を非難。そして、通報基準の見直しと正確かつ迅速な情報提供を求める意見書を全会一致で可決しました。