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いじめ1万2580件 過去5年で最多

2017年度、県内の小・中学校、高校で確認された「いじめ」は1万2580件と前の年度より98件増え、過去5年で最多となりました。

毎年全国で実施している問題行動の調査で明らかになったもので、2017年度に公立の学校で確認された「いじめ」は1万2491件で、国立や私立の学校をあわせた全体では1万2580件にのぼり、過去5年で最多です。

また、器物損壊や生徒間などの暴力行為は全体で2042件と前年度より597件増えました。

特に公立の小学校は1247件と前の年度に比べて1.8倍増えていて、その背景には軽く小突いたり、押したりした行為もカウントするようになり、県教育委員会は「細かなことも見逃さず、積極的な把握に努めた結果」だと分析しています。