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ここからは明後日に迫ったプロ野球ドラフト会議についての特集です。沼尻さんとともにお伝えします。

あさってに迫った「運命の日」 ドラフト会議 注目の県勢は

沼尻「ことしは甲子園春夏連覇を果たした大阪桐蔭高校の根尾選手、藤原選手など注目選手が多く、楽しみなドラフト会議となりそうですが、やはり気になるのは県勢選手だと思います。こちらをご覧ください。ことし県関係の高校生・大学生でプロ志望届を出しているのが、ご覧の8人になります。その中でもことし注目されるのが未来沖縄の宜保翔選手。運命の日を待つ今の思いを聞いてきました」

KBC学園未来沖縄・宜保翔。甲子園を目指したグラウンドで、今は次なる夢の舞台を思い描きながら汗を流しています。

あさってに迫った「運命の日」 ドラフト会議 注目の県勢は

宜保翔選手「小学校からの夢で、プロを目指してやってきたので、多少(気持ちが)あがる部分はあるんですけど、それも抑えながら今やるべきことを考えて、今はトレーニングをしています。(Q:その夢が叶うかもって自分で思い始めたのはいつですか?)春の大会終わって、プロのスカウトの方から評価をもらった時に、このチャンスを生かすしかないなと思ってプロ志望を出しました」

宜保にとって転機となったのがことしの春季大会。打ってはチームの4番として打線を牽引し、細身の体ながらパンチ力のあるバッティングを披露。そして本職のショートだけでなくマウンドでも躍動。春の決勝戦では完封でチームを優勝に導きました。この「二刀流」での活躍でプロから注目されることに。

あさってに迫った「運命の日」 ドラフト会議 注目の県勢は

そんな身体能力の高さの背景には…「趣味が筋トレ」ということもありますが、実は家族の影響も大きいんです。

両親はバレーボールの選手で、母は国体出場の経験も。兄の優さんは野球の強豪・九州共立大で活躍。妹のあいるさんも中学のバレーボール部でエースと、まさにスポーツ一家です!さらに、その能力は野球だけではありません。

あさってに迫った「運命の日」 ドラフト会議 注目の県勢は

神山剛史部長「(Q:成績はどうなんですか?)成績は良いですよ、とても。ほぼオール5に近いので申し分ないです」

同級生・平良光さん「いつも授業中は真面目にノートまとめたり。自分から見たら真面目だなって感じます」

同級生・宮城晴さん「野球の時は基本負けず嫌いで、俺のほうが足は速いんですけど、そこに張り合ってきたり。何でも負けず嫌いなところが翔の特徴だと思います」

好きなものは譲れない、とことん追求するタイプ。宜保にとって大好きな「野球」を追い求めた先にあるのがプロの舞台です。

あさってに迫った「運命の日」 ドラフト会議 注目の県勢は

宜保翔選手「(1軍に)上がれば、みんなが応援してくれている中でプレーができるという夢のある世界でもあるんですけど、必死にやらないと上までいけないなと思っているので。前までは現実的ではなくて、夢という感じだったんですけど、近付いて来るにつれて現実的になってきたので、そこは自分のやるべきことをしっかりやるというのを心がけていきたいと思います」

夢から現実へ― 運命の日を待ちます。

あさってに迫った「運命の日」 ドラフト会議 注目の県勢は

そしてもう1人、プロへの思いが強い選手をきょうは紹介したいと思います。沖縄大学の4年生、與那嶺光選手です。

石川高校出身の與那嶺選手。MAX143キロの左腕で沖縄のリーグ戦などではベストナインや敢闘賞などにも輝いている選手です。「育成枠での指名でも行きたい」とプロへの思いも強く、大学側も指名された際の会見をすでに準備しているなど、周りからの期待も高い選手です。

プロ野球ドラフト会議は明後日、木曜日です。当日のQプラスでは、県勢選手が指名されるごとにここに結果を書き込んでいきたいと思っています。何人の選手が指名を受けるのか、注目です。