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埋め立て承認撤回手続き「聴聞」終わる

沖縄防衛局から弁明を聞く聴聞が9日に県庁で行われ、聴聞は終結しました。聴聞手続きには沖縄防衛局から中嶋局長らが出席しました。

これまで県は、事業者の沖縄防衛局が環境保全対策などについて県との協議に十分に応じていないことが埋め立て承認の際に付けた留意事項に違反しているとしていました。

9日の手続きでは、今回の処分に対して沖縄防衛局から意見書が提出され、意見書に沿って防衛局から意見が述べられたということです。

防衛局は当初、準備期間が十分でないとして県側に聴聞の延期を求めていましたが、県側はこれを認めませんでした。

中嶋沖縄防衛局長「十分な準備期間を与えられなかったことに加え、撤回処分の原因となる事実に記載された内容には具体性、明確性に欠ける点が多く含まれているため、質問事項を示しましたけれども、聴聞の時間2時間半でしたけれども、なかなか満足いくやりとりができなかったのかなと我々としては考えております」

沖縄防衛局は9日の手続きでもさらなる反論の機会を求めましたが、県は十分な意見のやり取りがあったとして、聴聞は9日で終結しました。