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熱戦展開中の100回目の夏の甲子園、いよいよあす県代表・興南の初戦です。興南ナイン、そして対戦校・土浦日大の表情を現地から沼尻キャスターのリポートでお伝えします。

100回目の夏、あす初戦を迎える興南高校。ナインからは「早く試合がしたい」という言葉が出るほど初戦に向けて心身ともに充実しています。

甲子園リポート 興南ナイン必勝へ決意

興南・仲村匠平主将「チーム全体としてもこの大一番に向けて一人ひとりの意識も高まってきていますし、個人的にも去年の夏の借りを返す日が来たとモチベーションは高くなっています」

興南・我喜屋優監督「良い形で明日を迎えることになります。(あすは)積極的に行動に移すと。先に点を取る 積み重ねていくと」

我喜屋監督が初戦のポイントにあげるのが先制点。キーとなる上位打線では1番の根路銘太希が打つと興南打線に勢いがつく傾向があり、期待が高まります。

また、沖縄大会決勝で復調の兆しを見せた2番の仲村匠平。きょうの練習でも快音を響かせており、調子は上向きで1、2番の活躍で理想の先制点を奪いに行きます。

一方、興南の初戦の相手・土浦日大。

沼尻キャスター「報道陣への公開は練習の冒頭のみとなりました。初戦に向け緊張感が高まっています」

初戦に向け高まる高揚感と緊張感。興南にはこの試合に並々ならぬ思いを持っている選手がいます。

甲子園リポート 興南ナイン必勝へ決意

興南・宮城大弥選手「(去年)全国のレベルが高くて自分の思っていた以上に想像していなかった壁があって、あしたしっかり高い壁に挑んで倒せるようにしていきたい」

宮城大弥。去年、夏の甲子園初戦で1年生ながら先発に抜擢されましたが4回途中で降板。チームも逆転負けを喫しました。それから1年、宮城はある思いを胸に投げ込んできました。それは「去年の自分を超える」こと。

興南・宮城大弥選手「あそこ(甲子園)は少し怖いマウンドという印象なんですけど、まずは1勝しないと去年の自分には勝てなくて、まず1勝できるようにしていきたい」

100回目の夏、雪辱を誓う夏。興南、絶対に譲れない初戦に臨みます。

甲子園リポート 興南ナイン必勝へ決意