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乳幼児の保護者を対象とした県の調査で、所得が低い家庭での厳しい子育て環境の実態が明らかになりました。

調査は、県が1歳児と5歳児の保護者を対象に、所得の違いで分け、就労状況や健康、人生経験などの、アンケート項目で調べたものです。

この結果、低所得層では父親の労働時間が長く、妻の妊娠・出産に関わりが薄いことや、家計が苦しくて子どもや、自身が、医療機関を受診できなかった経験が圧倒的に多いことがわかりました。

専門家らは、他にも、保護者の過去の暮らし向きなどから貧困の連鎖が証明されたとして、制度やサービスの周知や連鎖を止めるためのシステムを構築する必要があると指摘しました。