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台湾書道家の作品展

台湾の書道家による作品展が4日から浦添市美術館で開かれています。作品展では、台湾の書道家・孫大川さんの作品およそ50点が紹介されています。

孫さんは、台湾の南東部にある文字を持たないプユマ族の出身ですが、中国との交流を優位に行い、民族の発展に寄与しようと文字を覚えました。

こちらは心身ともに、疲れているという意味の言葉「身心倶疲」。「疲れる」の字を、中国語でビールを意味する文字に置き換え、全身がビールに浸かっているような爽快な気分というニュアンスに変えました。

観ている人を、楽しませたいという孫さんのウィットに富んだ作品です。

書道家の孫大川さんは「観に来た方々には、自分が漢字をどう変えていて、楽しく、ユーモアを感じてほしい」と話していました。

このほか、骨董的価値の高い喫煙具、鼻煙壺の展示も行われています。作品展は今月7日までです。