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辺野古埋め立て 8月中旬に土砂投入へ 

新基地建設問題が重大な局面を迎えます。国は護岸の内側への土砂投入を8月中旬にも開始する方針を固めました。

又吉謙「辺野古崎の南側に、護岸で囲われた場所が見えます。この場所に、新基地建設で初めてとなる土砂の投入が予定されています」

名護市辺野古の新基地建設は、現在、石材を積み上げるなどして護岸の建設が進められていますが、国は8月中旬にもこの護岸の内側への土砂の投入をはじめ、本格的な埋め立て工事に着手します。

土砂投入の前には赤土等流出防止条例に沿った通知が必要ですが、国はすでに通知書の提出に向けた準備をほぼ終えていて、早ければ来週にも提出する見通しだということです。

通知書が提出されれば県は埋め立てで発生する濁った水の浄化など工事の環境対策を審査します。

条例上、国が行う工事であれば審査の途中でも工事着手は可能ですが、国は慎重に対応するため、民間向けの規制に準じて、通知後45日の経過を待って8月中旬に埋め立てを始める方針だということです。