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海の洞窟を通り抜ける様子や悠々と泳ぐイルカなどダイビングを楽しむ様子が写真に納められていました。最後にシャッターが押されたのは「2015年9月7日」場所は「石垣島」でした。

思い出が詰まったカメラが見つかったのは石垣島から300キロ近く離れた台湾でした。

300キロ近く漂流のカメラ 持ち主が判明

子どもたち「ここだよ、ちょうど干潮の時間」「空き箱だと思った」

地元の小学生たちが、浜辺に流れ着いたごみを片付けていた時に見つけました。カメラが入っていた防水ケースには貝が付着し、2年半にわたって海をさまよい続けた時の長さを感じさせます。

先生「(Qこれは洗ったのですか?)そうです。まだバッテリーが残っているけどそろそろなくなりそう」

カメラは保存状態が良く、バッテリーも残っていて中には900枚以上の写真が残っていました。思い出が詰まったカメラは誰のものなのか?子どもたちはインターネットを使って持ち主を探しました。

石橋記者「子どもたちがインターネットで呼びかけた情報は海を越えて一気に広がってすぐにカメラの持ち主がわかりました」

300キロ近く漂流のカメラ 持ち主が判明

持ち主は東京に住む女子大学生・椿原世梨奈さんです。サークル仲間と石垣島を訪れダイビングをしていた時に流されてしまったといいます。

椿原世梨奈さん「見つかるなんて信じられない。感謝です。台湾に受け取りに行かなきゃと思っています」

椿原さんは6月に台湾にカメラを受け取りに行くということです。