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天皇皇后両陛下 4年ぶりの沖縄訪問

皇太子時代を含め11度目の沖縄訪問です。

天皇皇后両陛下が3月27日に沖縄に到着しました。到着後、真っ先に向かったのは国立沖縄戦没者墓苑。両陛下の平和を求め、沖縄に寄せる思いを改めて感じる場面です。

3日間のご訪問、初日の様子をまとめました。

空港で翁長知事らの出迎え受けた両陛下は、沿道の多くの県民の歓迎に応えながら糸満市の平和祈念堂に向かわれました。平和祈念堂では、担当者の説明を受けながら、平和祈念像をご覧になりました。県遺族連合会の前の会長の照屋苗さんは「いらっしゃるときは真っ先に亡くなられた犠牲者に対して追悼してくださることなどがわかってきて、もうこれでいいんじゃないかなと」話していました。

そして、国立戦没者墓苑で沖縄戦で犠牲になった人々に花を供えた両陛下は宿泊先の那覇市のホテルに到着されました。

豆記者の瀬長莉乃さんは「沖縄を大切にしっかり思ってくれて、日本の端の島だけど忘れないでしっかりきてくださって感謝しています」と感想を話しました。

また、1日目を終えた会見で翁長知事は「戦争で被った災難を気遣い、一人一人にお声をかける両陛下のお姿は、苦難の道を歩んできた沖縄の歴史をしっかりと記憶し、沖縄の人々に心を寄せ続けていくことの大切さを、お示ししていただいているものと思う」と話していました。

両陛下は、28日は初めての訪問となる与那国島を訪れ、小学校での交流の他、29日まで県内各地を訪ねる予定です。