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辺野古工事差し止め訴訟で県が控訴

辺野古新基地建設をめぐる工事の差し止めを求めた裁判で、県は23日、福岡高裁那覇支部に控訴しました。

県は、辺野古への新基地建設に伴い国が県に無許可で岩礁を破砕するのは違法だとして訴えていましたが、13日、那覇地裁は「裁判所の審判の対象となるものではない」として県の訴えを却下していました。

翁長知事は判決を受け「審理が全くなされないまま判決が示されたのは納得できない」として控訴する意向を示していて、県は23日福岡高裁那覇支部に控訴しました。

県は控訴することで、国が県の岩礁破砕許可を回避するために名護漁協に放棄させた漁業権について、一方的な放棄はできないとする県の主張を審理させたい考えです。