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オスプレイ部品落下 県が国に抗議

オスプレイが機体の一部を海に落下させた事故で、県が国に抗議しました。

富川副知事は「地域住民をはじめ県民に大きな不安を与えるものであり、断じて許せません。安全管理体制の抜本的な見直しを政府の責任で米軍に実現させるよう強く求めます」と抗議文書を読み上げました。

アメリカ海兵隊のオスプレイが8日に機体の一部を落下させた事故で県は2月13日、防衛局長と外務省の沖縄担当大使を県庁に呼び出し「アメリカ軍機の事故の頻度の高さは異常」と抗議しました。

そのうえで、県はアメリカ軍に原因が究明されるまでオスプレイの飛行を中止させること、県への報告が遅れた経緯について検証と公表させることなどを求めました。

これに対し中嶋防衛局長らは「遺憾で残念だ」としたうえで「再発防止を強く要請していきたい」と述べました

今回の事故で県はアメリカ軍も呼び出していますが、アメリカ軍側は「県に出向かない方向で調整したい」と返答があったということです。