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琉球王国第17代国王・尚灝の肖像画「御後絵」が、およそ200年の時を経て蘇り、8日から首里城公園で初公開されています。

「御後絵」は、琉球国王の肖像画で、国王が亡くなった後に遺影として描かれたものですが、沖縄戦で全て焼失しました。

今回、復元され、初めて公開されたのは第17代・尚灝王の御後絵で、戦前に撮影された写真からX線を使って色を再現。東京芸術大学日本画研究室で、3年の歳月を費やし、復元されました。

首里城公園管理部事業課の輝広志学芸員は、「色鮮やかに復元された肖像画ですので、その描き込み方、その技法のすばらしさ、製作過程も楽しんでいただけたらと思います」と話していました。

御後絵は、首里城公園内の黄金御殿で、来年(2018年)2月22日まで公開されています。