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教室が「ゆめ水族園」に!

教室が水族館になりました。水族館まで行くことができない体の不自由な子どもたちに、水の中の雰囲気を楽しんでもらおうというイベントが那覇市で開催されました。

「ゆめ水族園」と名付けられたこのイベントは、体が不自由な子どもたちに水辺に棲む動物や水中の雰囲気を楽しんでもらおうと、セイコーエプソンが全国各地で行っているものです。

会場となった那覇特別支援学校の教室一面には、金魚やクラゲ、ペンギンなどの水中の生き物が映し出され、幻想的な、一日限りの「ゆめ水族園」に。子どもたちは動物が映し出された布を触ってみたり、動物と一緒に泳いでいるかのように畳に寝そべったりと体全体を使って神秘的な水中の世界を楽しんでいました。

参加した児童は「お魚は模様があって、赤とか黄色とかあって、泳ぐってすごいなと思いました」と話していました。新垣ゆかり教頭は「目が見えづらい子も、光を感じていたりとか音を感じていたりとか、表情が良くてとても緩んでいて、うれしそうな表情をしていたり、よく見ていたりするということがあって、普段見られない表情がみられてとてもよかったです」と話していました。