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アメリカ軍基地の環境汚染対策をテーマにした講演会が、11月9日那覇市で開かれました。

これは、社団法人・土壌環境センターなどが主催したもので、嘉手納基地・環境保全課のエミリー・モガダス課長が、「嘉手納基地における土壌と水資源の保護について」と題し講演しました。

モガダス氏は、アメリカ軍の環境管理基準について、「日米の関係法令や国際協定のうち、最も厳しい基準を適用している」と述べ、環境への配慮を強調しました。その一方で、会場から「基地内での水質調査のデータを公表しないのか」と質問があると、「飲料水については公表している」と述べ、言葉を濁しました。

講演には、土木関係者や研究者など、県内外から多くの人が訪れ、アメリカ軍基地と環境問題への関心の高さを伺わせました。