※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
いじめの認知件数 1万件あまり増加

増加傾向が続いています。2016年度、県内の公立学校で確認されたいじめの数は1万2322件と、2015年度に比べ1万件あまりも増加していることがわかりました。

県教育庁によりますと、2016年度に県内の公立学校で確認されたいじめの数は小学校が1万1180件と最も多く、中学校では961件、高校で173件、特別支援学校とあわせ全体で1万2322件となっています。

このうち小学校は2015年度に比べ9750件も増加しています。

いじめの内容は、全ての学年で「冷やかし」や「からかい」「悪口」などが最も多くなっています。

また公立小中学校の不登校の児童生徒数は2015年度から191人増加して、2413件となっています。

いじめの認知件数の増加について、平敷昭人教育長は「些細ないじめも見逃さず積極的に認知することに努めた結果」としたうえで「調査結果を重く受け止め、課題解決に向けて取り組みたい」としています。