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サンゴ保全と海上搬入で協議求める行政指導

県は辺野古で発見された絶滅危惧種のサンゴへの対応などをめぐり、辺野古の基地建設工事を一時停止するよう国に行政指導しました。

翁長知事は、「沖縄防衛局長に対し、工事を直ちに停止をして環境保全対策の事前協議をやり直すこと、県の立ち入り調査に応じることを柱とする行政指導文書を発出致しました」と話しました。

県は、辺野古で発見された絶滅危惧種のサンゴ14群体のうち13群体が死滅するまで報告がなかったことや、工事に使用する石材の搬入のため、一部の護岸で、船を接岸できるよう、当初の目的にない施工をしていることを指摘。それぞれ環境保全対策の協議が必要だとしたうえで立ち入り調査も求めています。

県の関係者によりますと沖縄防衛局は調整を検討する考えを示しているということです。