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第39回沖縄県「少年の主張大会」

9月26日に少年の主張大会が開かれ、中学生たちが日々の生活の中で感じた事や夢を語りました。

中学生に、意見発表を通して社会の一員であることを自覚してほしいと毎年開催されている「少年の主張大会」。26日に那覇市で開かれた県大会には、県内66の中学校から地区大会で選ばれた12人が出場しました。

このうち、北中城中学校の大城健次郎さんは、ペルー人の父親を持つ自らの経験と父親の苦労を重ね合わせて意見を発表しました。

大城健次郎さん「外国人という理由で汚いと言われたり、僕に触ることをみんなが避けたりしました」「しかしこの経験もまた父の経験とは比べものにならないと今では思っています。なぜなら僕には家族がいて安心して眠れる家があったからです」

このほか、感謝の大切さや地元の芸能文化を通して感じたことなど、中学生の思いのこもった真っすぐな主張に会場に集まった人達は聞き入っていました。

発表した12人のうち東風平中学校の3年の前田瑞希さんが最優秀賞に輝きました。最優秀賞の前田さんは九州の審査を突破すれば、11月の全国大会に推薦されます。