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警察官が中国や韓国の客に「レンタカー貸さないで」

宮古島署の警察官の不適切発言が波紋を呼んでいます。

宮古島署員「中国語、韓国語、いろいろ言語があるんですけど、通訳をパッと現場に向かわせきれない言語の方には(車を)貸さないでいていただければ」

「中国や韓国の客に車を貸さないで」と話したのは、宮古島署の警察官。8月24日、宮古島署内で行われたレンタカー事業者などとの連絡協議会の中で飛び出しました。

宮古島署によると、通訳不足を説明するためで差別意識はなかったとしています。

宮古島署は29日、参加者に謝罪。男性警察官を厳重注意し「発言は県警察の示すスタンスとは異なるもの。私見とはいえ、不適切であり、お詫び申し上げます」とコメントしています。

一方、発言の背景には、ことし宮古島で起きた韓国人による人身事故の際、通訳がおらず、対応に困ったという経緯があったといいます。

2016年度、県内の外国人観光客によるレンタカーの事故は9648件と、前の年の倍近くとなっています。