2017年8月25日 18時30分

Qプラスリポート 久米島町 公金着服 元職員が語る手口とは・・・

久米島で、役場に勤める男性職員が公金を着服したと町が公表してからきょうで1週間。取材を続けてきたQABでは、着服をした本人から直接話を聞くことができました。

(Q.着服をしたことにまちがいはない?)

公金を着服した男性「まちがいはございません」

(Q.こういうこと(着服)をやってしまったということについて本人としてどういうふうに受け止めていますか?)

公金を着服した男性「(着服の)責任は重く受け止めていますが、その後の量刑というのは、まわりの評価になると思いますので、まわりの判断で量刑等は決まると思いますので、どういったものがきても受けとめるつもりではあります」

大田治雄町長「この度は、久米島町の職員の不祥事により、町民をはじめ多くの関係者の皆様にご迷惑をおかけして深くお詫び申し上げます」

Qプラスリポート 久米島町 公金着服 元職員が語る手口とは・・・

先週、町が会見を開いて役場の職員による公金の着服を公表しました。産業振興課に勤める男性職員が着服したもので町(まち)とさとうきび振興協議会の予算3000万円を不正に支出していました。

去年5月からおよそ1年間で最大数百万円の不正な支出があったと説明しました。公金を着服した本人がQABの取材に応じてくれました。公金に手をつけたその動機とは…

(Q.なぜ、やって(着服して)しまった?)

公金を着服した男性「動機は個人的な私利私欲のためですね…はい」

(Q.例えばどういったものを(購入した)…?)

公金を着服した男性「バイク等ですね…。私的なもの、物品ですね」

Qプラスリポート 久米島町 公金着服 元職員が語る手口とは・・・

着服した公金は本来、さとうきび農家に使われる補助金で男性はこの補助金の出し入れを一任されていました。

公金を着服した男性「いろんな口座を経由してやったりだとか…」

(Q.協議会の予算から直接(物品購入のために着服した)というわけではなく…)

公金を着服した男性「直接支払うべきところではない任意団体を経由して農家さんに支払っているので、そういった直接農家に支払うべきものを任意団体さんとしているので、払うべきじゃないものを、不正な伝票を作ったと…」

Qプラスリポート 久米島町 公金着服 元職員が語る手口とは・・・

農家などで構成する任意団体を通じて補助金が農家などに支払われるようにして、その一部を私的な物品の購入にまわしていたといいます。伝票を偽造し、差し替えるなどして私的な流用がわからないようにしていました。

公金を着服した男性「金銭の不正な処理というのは、私と役場の方では4500万円ということでやっておりまして、その中で私的に使われたものと正規で使われたもの、その中身がどういったものといったところは調査中という部分があります」

町では先週、男性を懲戒免職にしました。さらに、業務上横領などで告訴し、損害賠償も求めていくことにしています。

公金を着服した男性「警察だったり、裁判官だったり、自分がしたことについては言い渡されたものについて、今後どういう形になるかわからないですけども支払いはしていく覚悟です」

町と農家の信頼関係を大きく裏切った今回の問題について農家からは怒りとともに管理の甘さを指摘する声もあがっています。

さとうきび農家「(職員の着服は)当然、許せませんよ。これはあってはならんことだし、あ、そうか、では済まされる話ではないですよ、農家としてもね」

Qプラスリポート 久米島町 公金着服 元職員が語る手口とは・・・

さとうきび農家「怒りとか通り越しているからよ、もう。役場の管理不足じゃないかな、ああいうのは、行政の」

さとうきび農家「びっくりしているんですけど…(町には)気を引き締めてやっていってくれたらそれだけで十分だと思いますけど…」

会計管理者・喜友村薫「二重三重のチェックがかからない、かかっていなかったというのが大きな原因になっているのかなと感じています」

町は定期的な監査がなかったことが原因だと説明しました。しかし、上司の印鑑などは無断で使用できる状態にあり公金を管理するずさんな体制が浮き彫りになりました。

管理する側の姿勢を含めた実効性のある見直しが求められています。

qablog-mono.pngCopyright © QAB. Ryukyu Asahi Broadcasting Corporation. All rights reserved.
  No reproduction or republication without written permission.