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沖縄の暮らしを伝える写真展

県内各地の祭りや、人々の暮らしを伝える写真展が浦添市で開かれています。

この写真展は2009年から全国各地の人々の暮らしをそれぞれの地域をテーマに写真集を出版し伝えている団体が、このたび沖縄の写真集を出版したことを記念して開催しているものです。

写真集には、県内外から12人のクリエイターが参加。石垣島川平でクバガサと蓑をまとった「マユンガナシ」を捕らえた一連の写真では、月夜に小さな集落で執り行われる神秘的な神事の様子が幻想的に捕らえられています。

そして、南大東島のサトウキビの栽培に携わる人々の生活を取材した写真には農家の人々の素朴な暮らしが克明にとらえられています。また、写真集には、戦後の沖縄を記録した今帰仁村出身の写真家・故平敷兼七さんの写真もあり、今から約50年前、宮古島の神事で女性たちが部屋の中で祈る様子などが写されています。

「ジャパングラフ沖縄」出版記念展は7月17日までです。