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辺野古ゲート前の座り込み きょうで丸3年

名護市キャンプシュワブのゲート前で辺野古の新基地建設に反対する市民らによる座り込み行動が始まって、7月6日で丸3年となりました。

ゲート前での座り込みは当時、ボーリング調査着手を目前に控えた国が立ち入り制限水域を拡大するのを警戒する目的で始まり、2014年の7月7日に約100人で始まりました。

それから丸3年が経過した6日、キャンプシュワブのゲート前には市民ら約150人が集まり、民意を無視して進められる護岸工事を止め、新基地建設を断念させようと声を上げていました。

ゲート前で座り込む人は「いかに止めるかは、県民ひとりひとり、各々考えて、来てほしいと思います。集まるだけでも十分止められます」と話し、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんは「辺野古の新基地建設は絶対に廃案にしていく。その出発点、3年目でまた新たな出発点にしたいと思います」と話していました。

抗議行動に参加する市民らの疲労の度合いは色濃くなっていますが、工事の是非をめぐり、7月内にも差し止め訴訟の提訴が予想されるなど、国と県の溝は深まる一方で、抗議行動の長期化は避けられそうにありません。