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ことし5月、アメリカ軍のF16戦闘機が嘉手納基地に暫定配備されて以降、地元で騒音の発生回数が急増していることが分かりました。

嘉手納町の調べによりますと、嘉手納基地に暫定配備されたF16戦闘機12機が訓練を開始して以降の1カ月間で、嘉手納町では70デシベルを超える騒音の発生回数が、その前の1カ月間と比べ1.5倍以上増加しています。

屋良地区では夜10時以降でも、70デシベルを超える騒音が1カ月間に176回記録されるなど、深夜の騒音被害も深刻になっています。

また、北谷町砂辺地区では20日に100デシベル以上の騒音を11回記録。午後2時31分には107.3デシベルの激しい騒音が記録されています。

北谷町役場では「暫定配備前から、去年以上に騒音の頻度が増していたが、暫定配備後はさらに悪化している」と話しています。