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一期生が臨む最後の夏

めざせ甲子園!6校目のきょうはKBC学園未来高校沖縄ですおととし誕生した公式野球部。その時入部した12人の1年生たちが今年最高学年となりました決して平たんではなかった道のりを経て1期生のプライドを胸に最後の夏に臨みます。

おととし4月、沖縄高校野球界に新たに誕生した野球部KBC学園未来高校沖縄。名将・神山昂監督の下で野球がしたいと集まった12人の1年生で歴史の第1歩を踏み出しました。

「初勝利目指して、頑張るぞ!」

【現在の練習】

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

あれから2年が経った現在、初めて3学年が揃い部員は47人。1期生として入ってきた12人が最高学年になりました。

中本康也選手「今は自分たちが3年生となって最後の夏なので。練習から高い意識を持ってできているのであとは試合に臨むだけだと思っていま

【学校の様子】

夢の甲子園を目指し、KBC学園に入学した1期生たち

通信制もある学校ですが部員たちは平日は学校に通い、普通科目のほか、専門科目を学んで資格取得に励んできました

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

下地晃之介選手」(資格は)日本語検定、漢字検定、ワープロ、英検、ニュース、電卓…他にも何個かあります」

また、この2年半、体作りのために取組んできた「2キロ弁当」苦労しながらも食べ続けた結果1年生の頃は、少し華奢だった体も今ではたくましくなりました。

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

赤嶺理玖選手「15キロくらい体重が増えて、筋肉もついて飛距離が遠くなったりしました」

神山昂監督N右「順調に仕上がっているというんですかね。とにかく1期生で県のトップに立ちたい、甲子園に一緒に行きたいという気持ちはとても強いですね」

新しい野球部として何もかも「ゼロ」の状態からのスタートも日々成長を遂げてきた12人の選手たち。しかし、その道のりは平たんなものではありませんでした。

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

新盛和司主将「自分たちも経験豊富だったということで、上に行けるだろうという考えもあったんですけど野球の難しさがそこにはあって、秋の大会で1回戦負けして」

1年生の時から大会に出て、他校の先輩たちに挑んできた1期生たち。どこよりも経験を積んだはずのチームでしたが最高学年となった去年秋から結果を出すことができず。

さらに春は、レギュラーの半数以上を下の学年が占めるなど1期生たちは悔しさを味わってきました。

赤嶺理玖選手「みんな(負けた)次の日とかは、学校で泣いたりする人もいたり」

新盛和司主将「正直な話、滅茶苦茶悔しかったというのが一番でした」

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

その中でも特に悔しい思いをしたのが、ピッチャーの砂川蓮。1期生では唯一、離島・宮古島からやってきました

砂川蓮選手「自分が打たれてしまって負けたというのがとても悔しくて、そのあとにインタビューされたのもほとんど覚えていなくて…」

砂川にとって試練となったのが春季大会の2回戦、沖縄尚学との試合。1点リードの状態で、後輩のエースをリリーフしマウンドに上がりましたが勝利目前の9回、逆転を許しました。

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

砂川蓮選手試合後「自分たちが一番上という……わからないです」

高校入学と同時に親元を離れ1人暮らしを始めた砂川。4月からは弟も入部し、毎日2人分の弁当や食事を作っています。

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄

砂川蓮選手「(自宅)疲れて帰ってきても、洗濯とかご飯も自分で作らないといけない、そこは大変でした。(でも)親から離れてこうやって自分でしないといけないというのはわかっていてそれを決断した上で野球をしに来ているということは、そこは覚悟を決めてきたので」

悔しさも大変さも味わった2年半だからこそ、最後の夏は誰にも譲れない。

砂川蓮選手「これまでに悔しい思いとかしてきたんですけど最後は1期生で甲子園決めて、笑って終われたら一番かなと思います」

甲子園の夢を胸に集った12人の球児たち1ページ目から記してきた物語も、いよいよ最終章。歴史を創ってきた1期生たちがプライドと意地を胸に、最後の夏に挑む

神谷優斐選手「12人の最後の夏なので、しっかり最高の夏にしていきたいと思います」

新盛和司主将「必ず甲子園に行って、1勝でも多くしたいと思います」

「優勝するぞ!しゃー」

めざせ甲子園、あすは那覇国際高校ですそして運命の組み合わせ抽選会もあす行われるということで注目の対戦カードなどもお伝えしていきます。

めざせ甲子園!(6)KBC学園未来沖縄