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さて、続いては先週驚きとともに報じられた宮里藍選手の引退表明きょう、プロ14年間の思いを藍ちゃん自身が語りました。会見には大勢の報道陣が詰めかけ、女子プロゴルフ人気を築いた女王、宮里藍選手の引退の大きさを物語りました。

きょう午後1時、引退会見を開いた宮里藍選手。

日本人初の世界ランキング1位にもなった沖縄のヒロインは、引退について、「去年の夏ごろに引退を決意した」ことや「モチベーションの維持が難しくなった」ことなどを語りました。

宮里藍選手 引退会見で思いを語る

宮里藍選手「プロとして結果を残し続けていくというところがすごく難しくなってしまったので。プロである以上、結果は残したいですし、自分が求めてる理想としている姿はそこにはもうなかったのでこういう形になりました。これだけたくさんの方にサポートしていただけて感謝の気持ちを胸に今シーズン戦えることは選手としてすごく幸せなことだと思うので今の気持ちの表れがこの14年間どれだけ自分にとって幸せな時間だったかというのを今噛みしめている感じですね」

そして、第二の人生について問われると「具体的には決まっていない」としたうえで今シーズンの残りの試合に力を注ぎたいと答えました。

宮里藍選手「(Q.近々結婚ということは?)それは今のところはないですね」

会見の様子を藍ちゃんの古里、東村では役場の職員らが仕事の手をとめて見守っていました。

宮里藍選手 引退会見で思いを語る

宮里藍選手「(Q.宮里藍選手にとってゴルフとは?)人生において大切なものだという風に思っています。プロになって14年本当に内容の濃い時間を過ごしてきましたし。本当にゴルフには感謝の気持ちでいっぱいです」

宮里選手は会見で座右の銘を問われ「意思ある所に道はある」と答え、これからも大事にしたいと答えました。ここで、宮里藍選手とゆかりの深い県内プロ選手からメッセージを寄せてもらいました。

宮里美香選手「昨年の、台湾の試合で藍先輩から引退のことを聞きました。藍先輩にはアメリカツアーで色々な事を教わり、お互いのツアー初優勝に立ち会うことができたりと、沢山の良い思い出ばかりです。藍先輩への感謝は尽きません。残りのシーズンも藍先輩らしく、笑顔でプレイして欲しい」

諸見里しのぶ「率直な感想は寂しい。自分のプロゴルファー人生があるのは藍姉ちゃんがいたからこそ、突っ走ってこれた。ゆっくり休んで第2の人生はもっと華やかにしてほしい」