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1日のはじまりは朝ごはんから

子どもの発育に欠かせない朝食の大切さについて理解を深めようと、20日に南風原町で講演会が開かれました。県小児保健協会が開いた講演会には、保育士や管理栄養士など子どもの食育に携わる人たちが数多く参加しました。

講演の中で、小児科医の今西康次医師は「朝ごはんを食べないことによって夜更かし型の生活になったり、運動機能の発達が阻害されたり、言葉の発達、言葉の理解が阻害されたりする」と報告しました。

また、今西医師は朝食を摂らない子どもは、朝食を欠かさず摂る子どもと比べ、心と体の発達に悪影響が出やすい傾向にあると指摘。

卵や乳製品などに含まれる必須アミノ酸「トリプトファン」を朝食時に摂取することで、日中を活発に過ごしたり、夜ぐっすり眠ることにつながるホルモンが作られると話し、朝食を摂ることが子どもの成長にとって、いかに重要かをわかりやすく説明していました。