※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

憲法記念日の3日、那覇市で憲法について考える憲法講演会が開かれました。那覇市で開かれた憲法講演会には市民らおよそ700人が参加しました。

講演会では、現在、憲法について学んでいる琉球大学の学生が沖縄の基地問題と日本国憲法との矛盾について、「だけど、ただ疑問に思う。だって、どうして、どうしてアメリカの国民の上を飛ばない軍用機が沖縄の小学校の上を飛ぶのか、グラウンドを、どうして、私の上を」と朗読劇で発表しました。

そして、全国で数々の国家賠償訴訟に携わってきた弁護士の馬奈木昭雄さんが水俣病訴訟の歴史について講演しました。

馬奈木さんは「国は様々な手法で、被害者である原告を屈服させたり分断させようとするが、被害が根絶するまで我々の戦いは終わらない」と、憲法を信じて、権力と戦い続けることの大切さを訴え、訪れた人は真剣に聞き入っていました。