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与那国自衛隊配備から1年 南西シフト鮮明に

与那国町で23日、自衛隊配備1周年を記念する政府式典が開催されました。

2016年3月に完成し、陸上自衛隊の沿岸監視部隊が配備された与那国駐屯地。式典では冒頭、自衛隊配備1周年を祝う安倍総理からの祝電が読み上げられました。

壇上に立った与那国駐屯地司令の塩満2等陸佐も「日本の最西端に位置する与那国駐屯地は、南西地域の防衛強化の先がけだ」と述べ、政府が進める防衛力の南西シフト路線を重ねて強調しました。

式典では、航空自衛隊のF15戦闘機の飛行や海上自衛隊の掃海艇「ししじま」が汽笛を鳴らすデモンストレーションなども行なわれました。

政府は与那国島に次いで、宮古や石垣へも自衛隊配備を進める計画で、南西諸島の防衛力強化が加速しています。