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琉大の学生がバリでラーメン店開業

沖縄でもお店が増え、人気のラーメン店ですが、琉球大学の学生が年末にバリ島でラーメン店を開業するということです。いったいどんな学生さんがどんなお店を開業するのでしょうか。バリ島でラーメン店を開業するのは、東京都出身、観光産業科学部に在籍する社会人学生の藤崎育弘さん43歳です。3月29日、琉球大学が発表しました。

藤崎さんは、2002年、那覇市で「ラーメン武蔵家」を創業。2016年12月には上海の大型デパートに初の海外1号店を出店、現在国内外に4店舗を展開しています。

今回、バリ島で藤崎さんが勝負をかけるラーメンは、鳥の唐揚げをのせた具だくさんピリ辛、坦々麺。イスラム教で禁止されている豚肉などを使わないことで、宗教上の制限なく、現地でも多くの人に食べてもらおうというものです。

琉球大学観光産業化学部橋本俊作教授は「(藤崎さんは)ぶらっとバリへ行ってラーメン屋はじめちゃったという、そういう感じなんですね。やろうと思ってそこから行動するのが非常に早い。そういうところを一般の学生には学んでほしいなと思っております」と話していました。

琉球大学では、2017年度藤崎さんの店へのインターンシップを予定。後輩たちに「経営だけでなく、彼の懐の深さ、人間性も学んでほしい」と話していました。