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米軍ヘリ訓練中にタイヤ落下

3月8日、アメリカ軍の訓練中のヘリがつり下げていたタイヤを落下させていたことがわかりました。

現場で野島記者は「つり下げ訓練中のヘリは、ちょうどあちらの鉄塔の右側で、斜めに旋回していたところ、モノを落としたということです」と伝えました。

現場は、アメリカ軍キャンプハンセンの演習場内で、沖縄防衛局によると8日午後2時半すぎつり下げ訓練をしていたUH1ヘリコプターが、車両用のタイヤを落下させました。

落下を目撃した城原区の男性は「ちょっと斜めになっているという感じがして、その瞬間にバッと落下したもんだから、危ないことやってるなと思って。あんなことやっていいのかなと思いながら見てた。住宅地域で飛んで、ああいう訓練するのは、向こうの言い分かもしれないが、こちらからすると危険。即中止してほしい」と話しました。

現場周辺では9日も上空をアメリカ軍のヘリが飛行したり、複数の兵士が森の中に入り捜索する様子が確認されました。訓練が行われていたヘリパッドは、住宅地からも近く、これまで何度も訓練に抗議してきた住民には不安が広がっています。

ヘリパッド近くに住む泉忠信さんは「(家には)子どもたちもいますから、家に落ちたら家もなくなる、家族も全滅になるから、住宅街でこういう訓練は絶対にしないでもらいたい」と話しました。

宜野座村城原区では、9日の夜に開く会合の中で今後の対応について協議することにしています。